出口戦略の必要性

出口戦略とは?
出口戦略とは「損失が既に大きくなってしまった時に、どうやって損失を抑えて収束・撤退させるか」という戦略を考えること。
出口戦略という言葉は会社が傾いてきた時に使ったり、最近では長く続く感染症に対して使われたりもする。現状打破して新しいスタートを切るためには、どういった行動をしたらダメージを最小限にできるのか、出口戦略の必要性について話し合ったりするのだ。
ダメージを受けていない場合でも使うことがある。投資の時には支出を減らして返りを増やすために出口戦略を考える必要がある。
出口戦略の考え方
投資をしたことがない人はわかりにくいかもしれないが、基本的に買い物する時は全て出口戦略を考えて購入するといいと言われている。
単刀直入にいうと「物は売る前提で買う」ということだ。
一般的には購入した物は、以下の3つの扱い方になる。
- 自分で使って、最終的に廃棄して終わり
- 持ち続けて、子供や孫などへ相続する
- 一時したら売却して現金化する
子供のころは物を大事に長く使うことを教えられたかもしれないが、出口戦略の考え方ではそうではない。
売却することを念頭に購入するため、ぼろぼろになるまで使い込む必要はないのだ。購入しようと思っている物があれば、それは使用後でも売れる物なのかを考えることが出口戦略になる。
車を購入する際は、最終的に高く売れることを求めているから、より高く売れる高級車を選ぶことが重要となる。例えば、1000万の車を購入して、2年後に750万で売れたとしたら、次の車が1000万円で購入しても結果的に250万円で新車に乗れるということになる。車にはモデルチェンジやマイナーチェンジがあるため、2~3年に一度の変更があるタイミングの前までに売れば大幅な価格下落はないだろう。
車売買の出口戦略
なぜ高級車なのか。簡単な算数ができれば簡単な話だ。
仮に300万円の車を購入して10年後に100万円で売却したら、200万円使ったことになる。
では1000万円の車を購入してから5年後に800万円で売却できたら、同じ200万円の支出で高級車に乗れる。さて、どちらを選ぶのだろうか。
もっとも、車選びを間違えないことが重要だが、高級車のほうが購入時より高くなる可能性がある。
できる限りコストをかけたくないという考え方であれば、最後まで乗り潰すほうがいい。売却を考えているのであれば、1~2年と3年以上では買取額が少し下がる傾向にある。ポルシェも賢く売却して、また新たに購入すれば出口戦略的には成功と言えるだろう。今回ばかりは会社の倒産がキッカケだから買い替えはできなかったが。
車に限らず、不動産や会社でも出口戦略を考えて取り組むと高パフォーマンスを得られるかもしれない。