どうしたら高く買ってもらえるか

高く売る前の準備
どんな車もそうだが、買取査定の前にはキレイにしておくと高額がつきやすいと言われている。
事前に洗車や車内の清掃、メンテナンスしておくといいだろう。
洗車するときに忘れてはいけないのが、足回りとシャーシ。車体が低いこともあって泥や砂埃がつきやすい。簡単な洗車だけではキレイに落としきれないため、業者に頼む場合は足回りもしっかりお願いしておくことを忘れないようにするといいだろう。
また、購入時に付けたオプションの詳細や資料があればまとめておこう。社外品を自分で付けた場合も商品情報や付けた内容について説明できるようにしておくとプラスになる場合がある。変更した箇所を隠すメリットがないので、整備した物や取り外した純正品があれば準備して説明できるようにしておこう。
ポルシェオーナーなら整備記録はダッシュボードに入れている人が多いと思うが、もし別の場所に保管しているようだったら準備が必要だ。整備記録がないと査定に響く可能性がある。もし紛失してしまっていたら、整備やメンテナンスをお願いしていた専門店やディーラーに問い合わせてみよう。もしかしたら整備記録を残してくれているかもしれない。
ポルシェが高額で取引される理由
2002年に発表されたカイエンを皮切りに、911やマカンで再熱しているポルシェ。人気が高まっていることから高値で取引されることが多いようだ。やはりポルシェというブランド力が強く、ステータスとして所有する人も出てきた。日本ではポルシェのシェア数がそもそも少ないため、中古市場での流通量もかなり少ない。こういった希少性もあいまって高額になっていると考えられる。
ポルシェの空冷エンジン搭載車は動く資産になりつつある。最近では水冷式の車が多い中、ポルシェは空冷式を少し前まで採用していた。希少価値が高いため年式が古い物でも新車同様の価格で買い取ってもらえることがあるらしい。
より高く売るためには
買取専門業者の決算期前に査定してもらうのがポイントだ。大体の業者は1月ごろから3月と、9月ごろから10月がねらい目になる。この時期には効果買取キャンペーンの広告が増えてくるだろう。買い取り実績や目標達成のために多少の買取額アップは飲んでくれるそうだ。
また、新しいモデルの場合は、マイナーチェンジやモデルチェンジされる前に売りに出した方がいいだろう。新しい型が出れば型落ちとして価格も落ちる。ネットで情報をチェックしたり予想したりしておくと売りに出すいいタイミングが見つかるかもしれない。
ちなみに911カレラとカブリオレは2022年後半でモデルチェンジやハイブリッドモデルが登場する予想がされている。売り時期を外さないように注意しておこう。