起業したこと

成功した人はもっと早く起業したらよかったと言う
20代での起業は「社会を知らずに大丈夫?」という心配の声があがりがちだが、成功している起業家はみんな口をそろえて「もっと早く動いていれば良かった」と言う。
会社員として仕事や会社の仕組みなど勉強するのはいいが、雇用される側に長くいすぎると気持ちが雇われの感覚になってしまう。というのも、起業家は自分で考えて行動することが必要だが、雇われていると指示された仕事をこなせばいいという感覚になってしまう。長期間そういった環境に身を置いておくと、独立してから発想や考えが鈍ってしまうので早めのほうがいいと言われているのだろう。
俺は5年広告代理店で働いてからの起業だけど、これでも遅い方らしい。2年以内に起業した方が成功している人が多く感じる。だから俺の会社も倒産したのかもしれないな。
起業するために必要なこと
安易に早く起業すればいいって話でもない。目的やマーケティング知識、資金に関する知識、パートナーや専門家とのつながりも必要だ。
子供のころにレモネードを売った経験は大きかったと思う。海外では当たり前に行われている「レモネードスタンド」。家の前や公園で、水とレモンと砂糖で作ったジュースを販売するってことなんだが、
- 原価がいくらで販売したら利益をいくら出せるのか
- どうやって販売するのか
- 目標の設定とPDCA
- コミュニケーションスキル
などが学べるビジネスプログラムになっている。
小学生くらいの頭でも、どうしたら売れるのかという考え方を身に付けられたのはとてもいい経験だったと思う。
この経験のおかげで、20代で起業するとなっても目的や戦略はしっかり考えたから上手く行ったのだろう。子供を持つことがあったら是非やらせてあげたいプログラムだ。
起業する方法
起業といっても個人事業主になるのか法人として起業するのかで方法は異なる。
俺の場合は法人化したけど、個人事業主だと起業するときの費用は少なくて済む。ただ、融資が受けにくいというデメリットもあるから注意は必要だ。
法人でも合同会社であれば約6万円、株式会社であれば20万円程度必要になる。今後の起業計画に合わせて選択しておくといいだろう。
資金のほかに、設立するときに必要な書類の準備も必要だ。
- 定款の作成・認証
- 登記書類の作成
- 開業届の提出
税務署に届けなくても最近ではネットからでもできるから、手間は多少軽減できるだろう。
起業までは簡単だが運用にあたってのコストも考えて資金調達は必要になる。資金は事前に計画して融資を得られるように動いておくのが得策だ。